成城学童野球団の活動内容と特色、学童野球へのお誘い

こんにちは!子どもたちの野球にご興味を持っていただいて誠にありがとうございます!

成城学童野球団は、世田谷区成城地区を拠点とした、学童野球チームです。

その特徴は、次の3点です。

・誰でも入れる簡単なチームで、野球がすばらしい体育&知育だということをよく知っている

・活動時間は業界平均並み、他のスポーツや受験との両立事例豊富、練習内容と組織構成は進歩的

・多くの子どもたちが所属し、町の大人たちが心と時間を提供するパトロンとなって支えている

 

誰でも入れる簡単なチームで、野球がすばらしい体育&知育だということをよく知っている

成城学童野球団は、世田谷区軟式野球連盟に登録しています。成城喜多見または成城という名前で、大会やリーグ戦に参加しています。いわゆる少年野球チームですが、ダイバーシティ&インクルージョンを大切にしており、どんな子どもでも野球ができたらいいなと思っているので、「学童」野球団と名乗っています。女の子もいます。運動の得意じゃない子もいます。野球だけでなく、ティーボール大会にも出場します。また、学童野球チームの運営の他に、成城野球体験という、超初心者向けの体験プログラムも定期的に開催しています。

野球は、すばらしい総合体育だと思います。打つ、走る、捕る、投げる。そして、それぞれに、道具を使います。敏捷性や身体の大きさなど、生まれもった才能で差がついてしまうような道具を使わないスポーツより、野球はより多くの子どもに、活躍のチャンスがあります。また、野球は、選手たち自身で時間をコントロールするという不思議なスポーツでもあります。1時間半の野球の試合でボールが空中にあるのは10分くらいです。それだけ、一瞬の醍醐味が大きいスポーツでもあります。一方で、待ってる時間に何をするかで、結果がずいぶんと変わってくる要素もあります。シフトやかけ引き、人の心をよむ観察眼も求められます。流れをつかむためにどんな準備や声掛けをするのか、それはまさに合戦であり、ビジネスパーソンを育てるという観点から、野球がこの国で愛され続けている理由になっています。「野球は教育の一環だ」戦前戦後の学生野球隆盛の立役者となった飛田穂州先生は、瞬間的なプレーの後ろにある、猛練習と鍛錬の美しさについて盛んに文筆をふるいました。それが皆さんが今日でも目にする、甲子園大会の面白さ、日本人の心に響く唯一無二の「野球文化」につながっています。また、言うまでもなく、野球は相手と戦うチームスポーツです。みんなで一緒に練習し、知らない子どもと仲間になり、年上の子と年下の子がいて、試合では味方を応援し、勝てば大喜び。人間はひとりでは生きていけません。孤独な社会人が引き起こす社会問題も、人ごとではないですね。「子どもに何かチームスポーツをさせたい」そう思う保護者の方が多いのは、やはり「仲間ってこうやってできるんだよ」ということを、伝えたいからではないでしょうか。それは、家庭ではむずかしく、ゲームでは解決せず、ほかの習い事でも手に入らない。チームスポーツならではのものだと思います。もともとスポーツとは、植民地政策を進めていたイギリスのおいて、本国から離れた過酷な環境で、細かな指示を本国から受けられない状況においても、独立して任務を遂行できる人間を育成するために生み出されたと言われます。だから、ルール(しばり)があるんですね。それが、現地で与えられた条件だというわけです。これをチームで助け合いながら達成していくわけですから、チームスポーツに取り組むということは、子どもたちの経営力の萌芽を刺激するということにもなるわけです。日本のチームスポーツでは、野球が一番です。

野球序論が長くなってしまいました。私は、日本における野球文化の研究で著名な慶應義塾大学池井優先生に師事していたため、ついつい熱が入りました。要するに、野球はすばらしいスポーツで、始めるなら、今がきっと一番です。ちがうことをやりたくなったら、やめればいいですし、それは子ども自身がきめていくことと思います。

 

活動時間は業界平均並み、他のスポーツや受験との両立事例豊富、練習内容と組織構成は進歩的

さて、成城学童野球団の活動日は、土曜夕方と、日曜祝日の半日です。年間300時間ほど活動しています。ちなみに、土日祝日は、年間で120日ほどあります。自由時間が1日10時間ほどと考えると、子どもは1年間に約1,200時間の週末時間があるわけです。成城学童野球団に入ると、その25%を野球していることになります。多いでしょうか。ただ、これは強豪チームの約半分ほどの活動時間です。

「野球ばかりやって大丈夫かな」

学童野球チームに入るときに迷うのが、まずこの点だろうと思います。野球に青春をささげた私でも、子どもがやりたいと言ったときに、ずいぶん迷いました。そこで、2つの方向から見解を申し上げますと、まず、

「野球ばかりやって、大丈夫です」

野球にかぎらず、一つのことに、ゴールデン・エイジの子どもが取り組み、『このくらいやったら、このくらいの成果出るんだな』ということを体得できたら、一生の宝物になります。「努力と成果の相関を体験する」。これほど、尊いことはありません。また、欲をいえば、「1,000時間の法則」すなわち、どんなことでも1,000時間投入すれば、その道で一流になる出発点に立てるという法則を、小学生〜中学生のときに実践できると、その後の人生で困難に直面したときの、支えになることでしょう。何かとすぐにあきらめてしまう若者が増えている中、日本の将来を担う子どもたちに強く育ってもらうため、とりあえず学童野球に取り組んでみることを勧めるのは、教育上、良いことだと思います。

もうひとつは、

「野球ばかりやってる子たちではありません」

矛盾してるじゃないか、と思われると思いますが、成城学童野球団では他のスポーツとの掛け持ち、習い事、受験などを歓迎しています。野球もやりながら、他のスポーツ、音楽、趣味、受験などで、高いレベルの成果をのこした子どもたちがいます。一つのことを深めることも大事ですが、いろいろな視点を備えることも大事です。これだけ不確実で、多様性が求められる時代です。一つのことにこだわるのは、妙味もあれば、危険もあります。ゴールデン・エイジの子どもたちを、いろいろな経験で刺激してあげましょう。当チームはこうした基準で部員募集しているので、多くの選手が集まりますが、日によって都合がつかない子たちも多く、いつもみんながいるわけではありません。部員は現在約60名いますが、全員そろったことは、1度もないと思います。変わっているかもしれませんが、今の時代の子どもたちと保護者の「選択」にあったチームだと思います。

一方で、成城学童野球団の練習メニューが甘いかというと、そうではありません。鍛錬の要素を十分にもっています。良い鍛錬とは、指導があり、切磋琢磨できる仲間がいて、さらに自己研鑽が充実することです。当チームでは、選手経験もあり、よりよい練習への研究を続けているコーチが、子どもたちが効率的にうまくなれるよう、色々な工夫をこらしています。道具や設備も充実しています。それらを生かして、日々のタッチポイント、どれだけ投げたか、捕ったか、打ったかをきわめて重視します。ポジションに何人も並んで順番にノックを受ける、というような非効率なことはしません。単位時間あたりの経験量を、大切にします。切磋琢磨という点では、全員が出る試合もやりますし、そうじゃない試合もやります。なあなあの仲間でもなく、ライバル視する仲間でもない、良い刺激を与え合う関係がベストですね。そして自己研鑽、小学生で全国をねらうことはうちのチームではもの足りないかもしれませんが、このまましっかり練習して、基礎を培い、中学高校で開花する素地を作れれば、甲子園や神宮は視野に入ってくる程度の世界観はもって、活動設計をしています。遠くまで行かなくても、成城でもそれなりに野球できるよと、祖師谷大蔵駅〜成城学園前駅〜喜多見駅からなる砧地区の皆さんが思ってくださったら幸いです。

 

多くの子どもたちが所属し、町の大人たちが心と時間を提供するパトロンとなって支えている

場所の話になりましたが、子どもをスポーツ団体に入れるときに悩むのが、送迎ですね。成城学童野球団はその点で非常に恵まれています。活動場所の半分以上が成城学園前から1キロ以内の学校グラウンド、ついで、二子玉川緑地運動場、目黒砧野球場、総合運動場、砧公園など、2キロ内外で自転車や公共交通機関で通える近隣の野球場です。学校との関係はとても大切なので、保護者の皆さまには、準備、片付け、子どものマナーなどの面で、ご協力をお願いしています。かつては「お当番」といって順番で責任者を決めていたわけですが、わが町の小学校・中学校のことですから、その場にいる大人がみなで協力してやるべきと考え、お当番は廃止しています。

成城学童野球団は、非営利団体です。部費は3,000円/月です。これは道具やグラウンド、大会費など、チームとしてかかる実費です。ときどき「レッスン」や「お月謝」という言葉をご使用される方もいらっしゃるのですが、お教室ではありません。我々は、「本物の野球をやりたいな」と思っているすべての子どもたちをサポートする、この町のパトロン集団です。素晴らしい芸術やスポーツは、パトロンなくして発展しません。この町に住む、いろんなバックグラウンドを持つ大人たちが、あたたかい気持ちと充実の時間を、子どもたちの野球に提供してくださっています。チーム編成や活動スケジュールは、保護者コーチによって選ばれた代表コーチが決定します。保護者の中で「お当番」を決めて、監督やコーチのお世話、OBの対応、慣れない野球関係の事務仕事の分担をするという昭和平成の文化はありません。「子どもが野球を楽しくやる」という現場目線で重要な活動項目だけを抽出し、野球の経験と組織運営の見識を融合して、新しいスタイルの運営を行なっています。

長々と、お読みいただきましてありがとうございます。追加でご質問がございましたら、こちらまで、いつでもお気軽にお寄せ下さい。

ご入部は、入部フォームをご提出いただければ可能です。入部フォームは、体験練習に来ていただいて、ご希望をお聞かせいただいたのち、ご案内します。体験練習には、超初心者向けの「成城野球体験」と、成城学童野球団の実際の練習に「部分参加してみる」という2つの方法があります。何回でも参加可能ですので、どうぞ心ゆくまでお試しください。

どうぞよろしくお願い申し上げます!

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